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林哲司『SUMMER WINE』~和製AORの先駆け盤と渋谷を歩く~

こんにちは。

 

タワーレコード渋谷店6Fジャズ・フロアにある“Light Mellow Shop”からのお便りです。

 

とても嬉しく、そして少しばかり恥ずかしい最初のご挨拶。

 

初便は、12月11日にタワーレコード限定で復刻されたばかりの、、、

林哲司さんの『SUMMER WINE』。

 

林哲司

 

のちに作曲家として“No.1ヒットメイカー”と謳われる林さんのソロ名義での3作目です。

ちょうど1年前に、これもタワーレコード限定で初CD化された2作目『BACK MIRROR』に続く嬉しい復刻となりました。

 

『BACK MIRROR』での林さんを70年代後半のシティ・ポップスの雰囲気を湛えた都会派シンガー・ソングライターとすると、『SUMMER WINE』での林さんは80年代初頭のAORを和製ポップスへ見事に翻訳したミュージシャンということになるでしょうか。

 

エアプレイ節全開のオープニング“Stand By, All Right”、シャッフル・ビートが楽しい“フィーリング・ブルー”、マイケル・マクドナルド期ドゥービーズのキーボード・リフが散りばめられた“プロポーズ”などレコメンド曲が並ぶなか、ライトメロウ的トップ・レコメンドは“再会 After Five years”“Silly Girl”“Summer Wine”の3曲。“Summer Wine”の最後のセリフ、「全てに…」にはどうしてもグッときてしまうのです。

 

参加メンバーは、もちろん当時のファースト・コール達ばかり。バッキング・ヴォーカルに迎える女性陣が〈金子マリ、亀渕友香、EPO、竹内まりや〉なんて…溜息モノです。

 

さて…作曲家・林さんの代表曲といえば、竹内まりやさんの「September」。作詞は松本隆さん。ストーリーの舞台として、慶応大学英文科のまりやさんが通学している姿を想像して三田キャンパスを思い浮かべるかた、多いでしょうか。でも、僕のなかではなぜか舞台は渋谷駅から歩いて10分の青山学院のキャンパスなのです。

 

渋谷駅から宮益坂をテクテクとのぼり、

 

 

Letter_from_Light_Mellow_Shop1②         Letter_from_Light_Mellow_Shop1③

 

 

金王坂との合流地点にある歩道橋をくぐると、もう青山通り。こどもの城、国連大学を向かい側に眺めつつ、青学正門到着です。

 

 Letter_from_Light_Mellow_Shop1④   Letter_from_Light_Mellow_Shop1⑤

 

 

少し歩くと表参道の交差点。この季節、渋谷~表参道~青山へと続く街並みはとてもきれい。風は冷たいけれど、街は冴え冴えとした表情をみせてくれます。ここはもう少し足をのばしてみるのも楽しそう。

 

外苑前のY字路で秩父宮のラガーマン達に思いを馳せつつ、気分はユーミン。

 

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両手をコートのポケットに突っ込みながら、もうちょっとだけ歩いてみると、左手に神宮外苑のイチョウ並木です。

 

 

Letter_from_Light_Mellow_Shop1⑦

 

 

そして青山一丁目の交差点が見えてきました。もういくつ寝るとお正月。三が日の人気のない青山の交差点に佇むのも、なんとなく良さそうです。

 

さて、やっとみつけた居心地のよさそうなお店に腰を落ち着けて、あたたかいコーヒーが欲しくなるところ。でも、ここはサマー・ワインのオーダーを。

 

季節外れのサマー・ワインに、セプテンバー…

…皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

 

Light Mellow Shop 塩谷

 

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ライター / 塩谷邦夫

【担当フロア】 6F 「TREASURE」
【担当ジャンル】JAZZ
【得意ジャンル】80年代までの洋邦楽
【血液型】B型
【出身地】秋田県能代市
ストーンズの『AFTERMATH』(新品再発盤LP)を購入するのに3週間かかるスノウ・カントリーのハーバー・タウンで18才まで暮らした後、TOKYOに。日々是アーベイン、なんでしょうか…。