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連載:渋谷シネマ部通信 (記事数 / 24)

12/17 Blu-ray、DVD発売!映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』
  • 2014年12月11日

 

 

 

 

 

 

インサイド・ルーウィン・デイヴィス_渋谷シネマ部通信 

 

 

 

12/17にBluray、DVDが発売となる映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』。

この映画が好き過ぎて、私は3回も映画館に見に行ってしまった。

 

1960年代のフォーク・ミュージックシーンの中心人物のひとり、デイヴ・ヴァン・ロンクの生涯を下書きに、売れないフォーク・ミュージシャンのツイてない1週間を描いた、ジョエル&イーサン・コーエン監督作品。

2013年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞!

 

特にフォーク・ミュージックが好きとか、コーエン兄弟のファンという訳でもなかったけれど、サントラを初めて聴き、映画トレーラーを見た時、「これは絶対に見に行く!」と決めていた。

そして、この予感は見事に的中!!

 

見終った後、時間が経つにつれて、じわりじわりとくるこの感じは何だろう。

ルーウィンのやるせない表情や歌声、積み重なる小さな不運。周りの人の温かさ。

心地よい余韻がじわりじわりと沁み込んでくる。

そしてまた見たくなってしまうのだ。

やっぱり好き過ぎる、この映画。

 

大きな出来事がある訳でもなく、成功する訳でもなく、ただ淡々と日々が過ぎていく。

だけど自分の知らないところで世間は少しずつ変わっていくんだ。

現実って、きっとそんなもの。

このリアルさが胸に突き刺さる。

 

音楽を続けていくか辞めるべきか迷うルーウィン。

レコーディングに参加したり、グループ・デビューのチャンスもあるものの、自分の信念を貫き通すが故、

なかなか売れないでいる。

 

好きな事をして生きていくのは難しい。

このままだったら、これからもこのままだ。

なんだか今の私の気持ちに、少し似ているような気がした。

 

そんな迷いを抱えながら、諦めきれないルーウィンは今夜もまたガスライト・カフェで歌う。

きっとこんな風に、これからもルーウィンの毎日が続いていくのだろう。

 

映画冒頭で流れた「HANG ME,OH HANG ME」。

映画のラストでもう一度聞くと、ルーウィンのこれまでの1週間を思い、グッとくる。

そして、今まで歌えなかったかつての相棒との「FARE THEE WELL(DINK’S SONG)」や、エンドロールに流れるボブ・ディランの「FAREWELL」を聴きながら、ルーウィンの切ない表情のひとつひとつを思い出し、泣けてきた。

 

シカゴへの道中、まともに名前も覚えてもらえなかったルーウィン。

しかし、このルーウィン・デイヴィスを演じたオスカー・アイザックは確実にこの役で注目を集めた。

そして、『スター・ウォーズ エピソード7』への出演も決まった、今最も気になる俳優である。

 

オスカー・アイザックの演奏シーンは全て吹替えなしで本人が歌っており、その美声と見事なギターの腕前も見どころ。

また、旅の相棒となるトラ猫ユリシーズが見せる“名演”も見逃せない。

猫好きな方にもぜひ見て頂きたい作品。

 

 

Blu-rayを買ったら、夜中にお酒でも飲みながらゆっくり見たい。

 

 

 

 

『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』

 

監督

ジョエル・コーエン

イーサン・コーエン

 

出演

ルーウィン・デイヴィス/オスカー・アイザック

ジーン・バーキー/キャリー・マリガン

ローランド・ターナー/ジョン・グッドマン

ジョニー・ファイヴ/ギャレット・ヘドランド

ジム・バーキー/ジャスティン・ティンバーレイク

 

ライター / 庄司美奈

【担当フロア】6F
【担当ジャンル】 サウンドトラック
【得意ジャンル】ヒューマンドラマ
【血液型】A型
【出身地】山形県
・その他 ほぼ毎週、映画館に通っています♪今一番楽しみにしている映画は『はじまりのうた』

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