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連載:渋谷シネマ部通信 (記事数 / 24)

素直に感動!映画『くちびるに歌を』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真①

 

『くちびるに歌を』

全国大ヒット上映中!

© 2015『くちびるに歌を』製作委員会 ©2011 中田永一/小学館

 

 

 

 

 

泣いた。

ハンカチが1枚じゃ足りないくらいに、泣いた。

エンドロールのアンジェラ・アキさんに追い撃ちをかけられ、まだまだ涙が止まらずに、客席が明るくなる直前に慌てて涙を拭いた。

もう胸がいっぱいだ!!!

 

 

「泣ける!」という前評判を聞いてしまうと、自然とハードルが上がり泣けない私だけど、これは涙を堪えられなかった。

素朴な中学生たちに泣かされた!

 

 

東京から来た天才ピアニストの臨時教師と、離島の合唱部との出会い。

アンジェラ・アキさんの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした中田永一さんの小説を映画化。

ストレートな青春映画。

 

 

原作は未読だけど、私はアンジェラ・アキさんの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」がとっても好きなので、この映画を観てみようと思った。

特に十五歳だった私に何があった訳でもないのだけれど、聴くたびに胸の奥がぎゅっと掴まれるような、不思議な力を持った歌だ。

 

 

 

写真②

 

 

 

私が注目したのは表情。

目立たない存在だったサトルに仲間ができてふわっと微笑む瞬間。

父の勝手な行動に怒りを隠せないナズナ。

幼馴染みを守り慰めようと寄り添うケイスケ。

核心的なセリフは無い。

しかし絶妙な表情ときめ細やかに描かれた心理描写に、胸が打たれた。

 

 

中学生の時は納得できない事の1つ1つに立ち止まっていた。

大人になって、なんとなくやり過ごす事を覚えた。

そんな過去の自分と今の自分が交差する。

あの頃思い描いていた大人になれているだろうか?

映画を観ながらそんな事を考えた。

 

 

そして、初の教師役に挑戦した新垣結衣さん。

いつもの明るさを抑えたクールな役どころ。しかし純粋な中学生たちに触れる中で、ゆっくりと少しず心を開き、自身も前を向き凛とした姿になっていく演技はさすが!!

 

 

ラストの合唱シーンは圧巻!

彼らの乗り越えてきた今までを思い、また涙が流れた。

これはぜひ劇場の大きなスクリーンで味わって頂きたい。

 

 

きっとこれからもいろんな事があるだろう。

でも、辛い時はこの映画を胸に、「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を口ずさみながら前に進んで行こう。

そして、その時は「笑って!」

 

 

素直にそう思わせてくれる、とっても素敵な映画だった。

 

 

 

 

 

 

『くちびるに歌を』 

監督/三木孝浩

原作/中田永一

主題歌/アンジェラ・アキ「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」

 

キャスト

柏木ユリ/新垣結衣

松山ハルコ/木村文乃

塚本哲男/桐谷健太

仲村ナズナ/恒松祐里

桑原サトル/下田翔大

 

 

 

 

映画『くちびるに歌を』公式サイト 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライター / 庄司美奈

【担当フロア】6F TREASURE
【担当ジャンル】6F サウンドトラック
【得意ジャンル】ヒューマンドラマ
【血液型】A型
【出身地】山形県
・その他 『博士と彼女のセオリー』が早く観たい!

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