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【タワ渋スタッフ石山透明のイベントレポート】 (記事数 / 25)

11/ 8吉澤嘉代子NEW Album”女優姉妹”リリース記念インストアライブ @CUT UP STUDIO

 

 

 

11/ 8吉澤嘉代子NEW Album”女優姉妹”

リリース記念インストアライブ @CUT UP STUDIO

 

 

 

 

2018年11月7日にNEWアルバム『女優姉妹』をリリースした吉澤嘉代子さんが、当店地下のCUTUP STUDIOにてインストアライブを行いました!

 

メジャー1stシングルリリース以降、CDがリリースされる度にインストアライブを開催して頂いてる吉澤嘉代子さん、いつもいつもありがとうございます。

毎回新しい発見があったり、特別なアレンジが施されていたり(過去のリリースイベントの様子はアーカイブにて閲覧できます。何卒。)と、インストアライブが始まる少し前の時間は、いつもドキドキしてしまいます。その様子は決して私だけではなく、会場いっぱいに集まったお客さんも同じでした。さぁ、今日はどんな楽曲で魅せてくれるんだろ?

 

19時になり、場内が一度暗転しおとぎの世界に様変わりしてしまうようなS.E.が流れると舞い踊りながら彼女が登場、待ってましたと言わんばかりの拍手が沸き起こります。

そしてステージには彼女のセンターマイクとは別に、キーボードにも証明が照らされていて、そこに現れたのは吉澤嘉代子のインディーズ作品(魔女図鑑)から多くの楽曲のアレンジを手がける横山裕章氏でした。

 

そう、今夜は特別なピアノアレンジバージョン!1曲目『月曜日戦争』の前奏を横山氏が美しく鳴らすと、吉澤が息を吸い込み歌い出した途端に会場の空気がガラッと変わるのを感じました。軽快なピアノサウンドに自然と手拍子が起こり、それに合わせて彼女が歌い、くるくると踊り、また歌い。あぁ、もう最高ですね。恒例のルマンドバズーカも放ち、早くも幸福な雰囲気に包まれていきました。

 

「皆さんこんばんは、吉澤嘉代子です。平日にお集まりいただきありがとうございます。」と控えめに挨拶をし、「女性をテーマに、その”性(せい)”と”性(さが)”を切り取りました。」と今作に込めた想いを話すと、その収録曲から『女優』を披露していただきました。

 

今から書くことはただの私情なので、飛ばし読みしていただいても全然大丈夫なんですけど、私が初めて吉澤嘉代子というシンガーソングライターに出会ってから現在に至るまで、新曲を聴くたびに感じることがあります。それは、「歌い出しの歌詞が最高」というところです。

とにかく出だしの歌詞、曲の入り方がすごく綺麗で、なんの抵抗もなくその作品の世界観に飛び込めるような、一気にぐっと引き寄せられる力があるのです。

今回披露していただいた『女優』だとこうです。

 

鏡に映るのは女優

左右非対称の目が色っぽいなんて言うから

吸い寄せられるように恋に落ちていった

 

わかりますか?この情緒、そしてこの的確性。彼女が一貫して紡ぐ「1曲1曲に主人公がいて、物語がある」というスタイルだからこそできるのでしょうか。曲に登場する”女優”の好きな人を想ったうえで取る行動、考え方、感情の動く様を巧みに捉えた表現が会場と聴き手の心にじんわりと響き渡り、悲しくも温まる小説を読み終えたような心地いい感動に包まれました。

 

その感動がさざ波のように途切れることなく続くのが彼女のライブ。続けて始まったのは今年を代表する一曲となった名曲『残ってる』!今回は横山氏がしっとりと弾くピアノをバックに、透き通るように歌い上げることで、より歌詞の深みが増して上質な音楽を堪能することができました。

 

さらにさらにこの日はなんと、アルバムから新曲『最終回』をライブ初披露していただきました!演奏前に、新曲を初めて披露することに関して吉澤は「新しい主人公を紹介する気持ちになります。でも、一番奥の軸の部分にはどうしても自分が入ってくるんです。」と話し、「自分が丸見えになっちゃうのは怖いんだけど、同時に尊い時間だなぁと思います」と加えました。

この時、彼女の真意を聞けた気がして、すごく納得したというか、吉澤嘉代子というシンガーソングライターの音楽に対する向き合い方が本当に素敵で、そんな彼女の作る歌だからこそ心に響くのだなと思いました。

肝心の新曲『最終回』は、ものっすごい名曲ですよ、これ。思わず「参りました!」と言いたくなりました。

ただ、演奏の序盤に歌詞を間違えてしまうアクシデントがあり、本人もたまらなかったのか「あぁ~間違えちゃった」と恥ずかしさのあまり曲を止めてしまいまして。その様子が可愛くて会場もほんわかした空気に包まれました。横山氏もピアノでフォローをいれてもう一度あたまから演奏を再開、この素の彼女の人柄から生まれる空気感もライブならではの楽しみの一つです。

 

最後に吉澤が一人でアコースティックギターを弾きながら最新シングル曲『ミューズ』で優しく締めくくり、この日のライブが終了。

アルバム『女優姉妹』は彼女の真髄がふんだんに盛り込まれた、名曲揃いの一枚となっています。今回初披露していただいた曲も含め、ぜひともライブで、生でお聴きいただきたい曲ばかりなので(筆者もめっちゃ聴きたいです)、機会があれば堪能してほしいです!

 

以上、エゴ丸出しのライブレポートでした~。

吉澤嘉代子さん、インストアライブありがとうございました!!

 

(文 石山透明)

 

 

 

 

 

セットリスト

1.月曜日戦争

2.女優

3.残ってる

4.最終回

5.ミューズ

 

ライター / 石山透明

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