【ライブレポート】odol 1st Album release party
- 3F J-INDIES
- 2015年05月02日
odol 1st Album release party 「Entree」
4月26日(日) 下北沢GARAGEにて odol の1st Albumのリリースパーティが行われました。
初のリリースパーティ!odolのライブにはなるべく足を運ぶようにしていた私にとって行かずにはいられない大切な一日でした。
SEの音楽とともにステージに現れたodolの5人。
1番初めにに披露してくれたのは、1st Albumでも1曲目に収録されている「あの頃」
まず第一印象ですが、一段とピアノの音がきれいになった…!!
odolのピアノの音色、やはり最高に素敵です。
イントロが中心で歌はほとんどない曲なのですが、この日はイントロ長めバージョン、そして本来は一度だけの「祭りの後~♪」の歌のところも本日は2回歌ってくれました!
キレイで世界観のあるイントロの後にくる”歌”が大好きな曲です。
あの日にあの場所にいたからこそ、特別に2度聴けたと、得した気分でした。
2曲目は、MVにもなっている「飾りすぎていた」
荒々しく絶妙に響くギターの音がとてもいいのです。
青系の照明で波のように穏やかなメロディ、そして丁寧に丁寧に歌い上げて、タイトルにもなってる「飾りすぎてた」の歌詞を歌う時には感情的に。
odolの感情が流れるようなライブパフォーマンスが大好きです。
後半からラストに向けてのメロディのストレートさが、”飾りすぎていなくて”とても良いなあと思いました。
MVの映像が頭をよぎる、まさにodolがみせたかったであろうパフォーマンスをみせてくれました。
photo by 今井駿介
3曲目は、個人的に1番好きな曲の「ふたり」
本当に素敵な曲なんです。ぜひ聴いて頂きたい!
攻めのイントロから始まり、間奏のキレのあるベースの音にも注目でした。
ライブを観ているといつも思うのですが、「ふたり」は曲がすすむにつれでどんどんひきこまれていきます。
何度も何度も聴き込んでライブで聴いてほしい1曲です。
次に披露してくれたのは「君は、笑う」
とっても可愛らしい曲でもあるのです。女性におすすめしたい!
「変わらないでいて」と優しくうったえるように歌っていたことが印象的でした。
優しさと強さのある、odolらしい曲です。
会場が一体となって、優しい小さな想いを受け入れているように思いました。
photo by 今井駿介
そして次は、odolの曲の中でもテンポが速くROCKな曲でもある「欲しい」
会場の雰囲気も一変します。ギターの音が強めでフロアも盛り上がりをみせます。
初めてネットにあげられたこの曲を聴いたとき、他の曲とは違い、さらけ出している感がすごく好きでした。
初めて聴いたときと同じ感覚になりました。フロアのオーディエンスにもこの感覚になった方も多いはず。
王道のJ-POP感もあり聴きやすくノリやすいところも魅力です。
6曲目はodolの曲の中でも新しめな曲でもある「愛している」
リスナーとしても感情が込めやすい、感情的な曲です。この曲になるとすっかりodolの世界観に入り込んでしまいます。
情熱的な赤!が似合うこの曲ですが、本日は黄色系の照明です。いつもとは少し違った光景に見えました。
これからもいろいろな色味を魅せてほしいと感じました。
間奏部分の演奏が前へ前へ来るところがすごくかっこいいです
その演奏に歌も負けていません。
サビに入るとピアノのメロディがが最高潮になり、幻想的ともいえるステージでした。
最後はアルバムのリード曲でもある「生活」
生活感のあるあたたかい歌詞に注目してほしい曲です。
完全に温まった会場に響く「生活」、歌詞とメロディが会場にいるみんなに届いているのがわかりました。
こんなに胸に響いてくる曲、そして響かせてくるバンドに出会えて幸せだと思いました。
photo by 今井駿介
やりきった表情でステージを離れたメンバーに向けられたのは、温かい拍手とアンコールの手拍子
再びステージに上がり
「こんな日がくればいいと思ってバンドをやってきた」というボーカル ミゾベさんの言葉にグッときました。
アンコールで披露してくれたのは、「逃げてしまおう」
また違う一面をのぞかせてくれました。
ジャズのようなPOPな楽曲で、オシャレで大人っぽい、少しチャレンジした曲のように思いました。
この曲がどんどん磨かれていくのがとても楽しみです…!!!
4/26 odol 1st Album release party 「Entree」
これからの活動への決意がこもったような素晴らしいステージを披露してくれました。
日常に溢れている言葉たちで創り上げられているodolの音楽。
曲によって伝えたいことが明確に伝わってきます。
ライブになると特にそうなんです。
曲を聴いて、odolの音楽を好きになった方には是非ともライブに足を運んでいただきたいです。
次のライブは5月23日 吉祥寺WARP
きっと素敵なパフォーマンスを披露してくれます。みなさま、是非!
odol
平均年齢21歳。
2014年2月に1st ep「躍る」、7月に2nd ep「生活/ふたり」をbandcampにてフリーダウンロードで発表(※現在は終了)。
同年、「FUJI ROCK FESTIVAL’14 ROOKIE A GO-GO」に出演。
2015/05/20 Release odol 1st album 「odol」
1.あの頃
2.飾りすぎていた
3.ふたり
4.君は、笑う
5.欲しい
6.愛している
7.生活
<関連記事>